自家製ビールを作るには?

まず、自家醸造には2つの方法があります。オールグレイン(穀物麦芽100%)を使用してマッシング(麦芽の糖化)をする場合とモルトエキス(麦芽を糖化させたもの)を使用する場合です。オールグレインでのマッシングは、麦芽のデンプンを、麦芽に含まれる糖化酵素によって糖化します。一方、醸造に既製のモルトエキスを用いる場合は、この分解手順を省くことができます。

自分でビールを醸造する時の基本:

地下室やガレージ全体を、きらめくタンクと樽、配管などが備わったプロの醸造所のようにしている人がいるのを知っているかも知れません。でもご心配なく。自分でビールを作り始めるために大金を費やす必要はありません。最も簡単な方法は基本の自家醸造キットを入手することです。

ビールを作るための材料:

         ホップ:ホップとは、「セイヨウカラハナソウ」という植物です。ビール醸造に利用するのは雌株の淡い緑色の雌花です。ホップの毬果は、特定のホップ品種の苦味に影響を与えるアルファ酸を含んでいるため、醸造に利用されています。ホップに含まれるアルファ酸が多いほど、鋭さが増します。ホップのアルファ化合物は水に溶けにくく、風味を出すために少なくとも1時間煮沸する必要があります。

         グレーン(麦芽):穀類は、まず粉砕する必要があります。製粉所などで入手したり、その他の穀物を細かく砕く手段があれば、自分で行うこともできます。未粉砕の穀物は最大4か月間保管できますが、粉砕した穀物はできるだけ早く使う必要があります。

         麦芽エキス:独自のビールを製造するための便利な方法であり、初心者にとっても楽しく作ることができるでしょう。このエキスによって優れたビールが出来上がります。このエキスの品質は、年を追うごとに大幅に改善され、信頼できるようになっています。

         酵母:液体のイーストとドライイーストには、利点と欠点があります。ドライイーストは貯蔵寿命が長く、準備がほとんど必要ありません。液体イーストはドライイーストよりもはるかに多くのバリエーションがありますが、貯蔵寿命が短く、より慎重に取り扱う必要があります。どちらでも、高品質のビールが出来上がるでしょう。

         水:ビールは90%以上が水。したがって水の品質は非常に重要です。ビールを作るために使用される水に少しでも塩素のにおいなどが残っていれば問題外。また、水のpHと「硬度」(水に含まれるカルシウムやマグネシウムの含有量)が重要になってくるでしょう。